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iPhoneアプリ アキネーター(Akinator)の仕組み
iPhoneのアプリ、アキネーター(Akinator)の考察です。
なぜこのランプの魔人はこんなに精度が高いのだろう。調べてみました。
くだらない話でしかも長文ですがお付き合いください。
Akinatorのダウンロードはこちら
去年の10月からランキングの上位に居座り、
エンターテイメントのカテゴリでランキング1位を独占しつづける。このアキネーター。
魅力はやはりその思い描いたキャラがどんなものであったとしてもピタリと当ててしまうその精度にあると思うのですが、一体どのような仕組みで当てているのでしょうか。
もしや中の人が存在する・・わけはないですからね。
少し調べて見ると、どうやらアキネーターはベイズの定理なるもので構成されているようす。
このベイズの定理とは一体どのようなものか調べてみました。
1言でいうと『学習していくシステム』です。
こうやって書くと何かもうとてつもないシステムに聞こえて
そのうち世の中の人間は全てコンピュータに乗っ取られてしまうんじゃないか
とアホみたいなことを考えて夜が過ぎてしまいそうですがそうではなく、
身の回りの実例で言えば迷惑メールのフィルターなどがこのベイズの定理を応用しているようです。
具体例をざっくりと挙げてみると、まず私のメールボックスに迷惑メールが届いたとします。
内容は出会い系の勧誘でしたが、まだ迷惑メールのフィルタがそれを迷惑メールと判断することができません。
そして私がそのメールを迷惑メールフォルダに入れます。
そこでフィルタは初めて今のメールが迷惑メールだったと認識するのですが、
何が原因で今のメールが迷惑だと判断されたかは分からないわけです。
更に何十通かメールが届いて、私がそのうちの幾つかを迷惑メールに振り分けます。
するとフィルタは迷惑メールのフォルダに振り分けられたメールを見て、
ある共通点に気づきます。全てのメールには、『人妻』『寂しい』『お金』の3つの単語が入っています。
そこでフィルタは上記の3つの単語が含まれているメールを迷惑フォルダに自動的に入れるようにしました。
それから数日はメールボックスの働きは完璧でした。精度100%
しかし・・フィルタが迷惑メールと判断して迷惑フォルダにちょうど20通目のメールを入れた時、
私はそれは迷惑メールではないと判断しました。
フィルタにはまたなぜそれが迷惑メールでないか判断できません。
確かに、『人妻』『寂しい』『お金』の3つの単語は入っているのです。
精度は70%くらいに下がってしまいました。
そうしてたまに間違えながら数日が過ぎたある日、
フィルタはついに迷惑メールでないと判断される共通項に気づきました。
文章に『女子高生』が入っている場合は、迷惑メールでないと判断されることに気づいたのです。
その場合はメールを迷惑フォルダにいれるのをやめました。
そしてフィルタはまた1つ賢くなって、精度を100%に戻したのです。
アキネーターにも同様のことが言えます。
つまり、はじめは精度が低かったあの魔人も、間違いと正解を繰り返すことによって
その精度を増していくのです。
つまりプレイヤーが多くなればなるほど賢くなる仕組み・・
そしてあのドヤ顔がうっとおしいランプの魔人も、
いずれエヴァのMAGIのようにどんな問題でも正確な解答をくれるコンピューターになり
全人類が魔人に頼るようになって使途に攻撃されてパターン青になって大変なことには・・ならないでしょう。
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なぜこのランプの魔人はこんなに精度が高いのだろう。調べてみました。
くだらない話でしかも長文ですがお付き合いください。
Akinatorのダウンロードはこちら
価格:¥230 | |
公開日:10月7日 | |
カテゴリ:エンターテイメント | |
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アキネーターの魅力
去年の10月からランキングの上位に居座り、
エンターテイメントのカテゴリでランキング1位を独占しつづける。このアキネーター。
魅力はやはりその思い描いたキャラがどんなものであったとしてもピタリと当ててしまうその精度にあると思うのですが、一体どのような仕組みで当てているのでしょうか。
もしや中の人が存在する・・わけはないですからね。
ベイズの定理
少し調べて見ると、どうやらアキネーターはベイズの定理なるもので構成されているようす。
このベイズの定理とは一体どのようなものか調べてみました。
1言でいうと『学習していくシステム』です。
こうやって書くと何かもうとてつもないシステムに聞こえて
そのうち世の中の人間は全てコンピュータに乗っ取られてしまうんじゃないか
とアホみたいなことを考えて夜が過ぎてしまいそうですがそうではなく、
身の回りの実例で言えば迷惑メールのフィルターなどがこのベイズの定理を応用しているようです。
具体例
具体例をざっくりと挙げてみると、まず私のメールボックスに迷惑メールが届いたとします。
内容は出会い系の勧誘でしたが、まだ迷惑メールのフィルタがそれを迷惑メールと判断することができません。
そして私がそのメールを迷惑メールフォルダに入れます。
そこでフィルタは初めて今のメールが迷惑メールだったと認識するのですが、
何が原因で今のメールが迷惑だと判断されたかは分からないわけです。
更に何十通かメールが届いて、私がそのうちの幾つかを迷惑メールに振り分けます。
するとフィルタは迷惑メールのフォルダに振り分けられたメールを見て、
ある共通点に気づきます。全てのメールには、『人妻』『寂しい』『お金』の3つの単語が入っています。
そこでフィルタは上記の3つの単語が含まれているメールを迷惑フォルダに自動的に入れるようにしました。
それから数日はメールボックスの働きは完璧でした。精度100%
しかし・・フィルタが迷惑メールと判断して迷惑フォルダにちょうど20通目のメールを入れた時、
私はそれは迷惑メールではないと判断しました。
フィルタにはまたなぜそれが迷惑メールでないか判断できません。
確かに、『人妻』『寂しい』『お金』の3つの単語は入っているのです。
精度は70%くらいに下がってしまいました。
そうしてたまに間違えながら数日が過ぎたある日、
フィルタはついに迷惑メールでないと判断される共通項に気づきました。
文章に『女子高生』が入っている場合は、迷惑メールでないと判断されることに気づいたのです。
その場合はメールを迷惑フォルダにいれるのをやめました。
そしてフィルタはまた1つ賢くなって、精度を100%に戻したのです。
アキネーターが世界を支配
アキネーターにも同様のことが言えます。
つまり、はじめは精度が低かったあの魔人も、間違いと正解を繰り返すことによって
その精度を増していくのです。
つまりプレイヤーが多くなればなるほど賢くなる仕組み・・
そしてあのドヤ顔がうっとおしいランプの魔人も、
いずれエヴァのMAGIのようにどんな問題でも正確な解答をくれるコンピューターになり
全人類が魔人に頼るようになって使途に攻撃されてパターン青になって大変なことには・・ならないでしょう。
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